国土交通省は9月5日、8月にマレーシアのニライ技能短期大学で開催した「物流集中講義」の実施内容を公表した。
国土交通省では、2015年から日ASEAN交通連携の枠組みに基いてASEANへの物流人材育成支援を実施しており、2025年8月18~26日のうちの7日間、佐川グローバルロジスティクスから講師を招き、ニライ技能短期大学の学生約120人に対して「物流集中講義」を実施した。
物流集中講義は、5月のラオス国立大学、7月のホーチミン市交通大学に続くもので、国土交通省の担当官が日本の物流政策やコールドチェーン物流サービスに関する取り組みについて説明したほか、佐川グローバルロジスティクスの担当者が、物流概論(SCM、3PL、調達物流、生産物流、販売物流、国際物流等)や物流オペレーションの実技(5Sを意識した業務改善)、物流施設紹介(Xフロンティア)などを行った。
また、学生によるマレーシアの物流サービスに関する新規提案(ディスカッション)も行われた。
鈴与/「運輸事業営業部」を「運輸事業部」へ名称変更等、9月1日付組織変更