井本商運は2月15日、昨年12月に開始した敦賀港・境港と神戸港を結ぶ日本海内航フィーダー航路の第3の寄港地として、200TEU型コンテナ船「だいこく」(749G/T)が舞鶴港に初入港し、外航母船が寄港する神戸港と舞鶴港を結ぶ日本海内航フィーダーサービスを開始した。
日本海内航フィーダー航路(敦賀港・境港)に新たに舞鶴港を加え、今後更なる拡大、将来的には大型化も視野に入れて、サービスの拡充と利便性の向上、そして神戸港で母船接続することでサプライチェーンの強靭化に寄与していく。
なお、舞鶴港においては、内航フィーダー航路就航船として初寄港のため、外航船社及び関係者が参加する港湾港振興会主催のセレモニーも開催された。
同社は、外航船社との連携による輸出入貨物のフィーダー輸送、また新たなモーダルシフトによる内貿貨物の集荷も含め、日本海と戦略港湾である神戸港との内航フィーダー航路を新設することで、戦略港湾における競争力強化に貢献するとしている。