井本商運は4月18日、昨年11月16日に進水した400TEU型コンテナ船「しまんと」(船主:サンマンヨシ、造船所:小池造船海運)を、日本海西航路に就航させた。
<400TEU型「しまんと」>
同船は2013 年に就航した400TEU 型「さがみ」の準同型船であり、2017年就航の「しげのぶ」に続く4番船として建造された。
従来から搭載している高度船舶安全管理システムの進化版「HANASYS-EXPERT 5」を初搭載し、主機のデータをインターネット回線を介して24時間陸上から監視することで異常の早期発見や故障の未然防止を図る。同時に運航コスト削減にもつなげる。
<神戸港で初入港セレモニー>
同日開催された神戸港初入港セレモニーでは、神戸市港湾局の胡重物流戦略課長から初入港記念楯、阪神国際港湾の笹執行役員から記念品が贈呈された。
今後も同社は、国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾と日本の流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与していくとしている。
■主要目
全長:111.62m
全幅:17.80m
総トン数:2491 トン
載貨重量:3789 トン
コンテナ積載数:402TEU
冷凍コンテナ:80 本
井本商運/1000TEU 型コンテナ船「かこ」竣工・神戸港初入港