東海汽船が2月15日に発表した2021年12月期決算によると、売上高108億1000万円(前年同期比20.5%増)、営業利益1億9700万円(前期は4億1500万円の損失)、経常利益2億3400万円(前期は3億2200万円の損失)、親会社に帰属する当期純損失7800万円(前期は3億2800万円の損失)となった。
主力セグメントである海運関連事業の売上高は95億2000万円(前期75億3700万円)、営業利益は6億1900万円(前期2億1300万円)だった。
同事業のうち貨物部門では、コロナ禍の巣ごもり需要で生活関連品目の輸送量が伸長し、貨物取扱量は全島でほぼ前年並みの28万7000トン(前期29万1000トン)を確保した。
また、第3四半期には小笠原海運を連結子会社化しており、同社の売上高15億5000万円、営業利益4億8600万円が同事業の業績に加わっている。
次期は、売上高133億5000万円(23.5%増)、営業利益1億円(49.4%減)、経常利益9000万円(61.7%減)、親会社に帰属する当期純利益7000万円を見込んでいる。
東海汽船 決算/1~6月の売上高7.5%増、営業損失は5.8億円