ダイワコーポレーションは2月17日、「第3回安全強化運動」を2021年9~11月にかけて実施し、目標を達成した5営業所を表彰したと発表した。
<曽根代表(左)が5営業所をまわり、表彰状とガラス製の盾を贈呈した>
安全強化運動は2019年から始まった社内企画で、物流サービスの品質向上と従業員の安全に対する意識統一・向上を目的とし、3 か月間で目標達成を目指す取り組み。3回目となる今回は「フォークリフト事故ゼロ」を目標に掲げ、平和島営業所・東京城南営業所・川崎第2営業所・ロジポート川崎営業所・横浜金沢営業所の5営業所が目標を達成した。
川崎第2営業所では、2020年度の第2回安全強化運動の目標「フォークリフト運転ルール違反による事故」を達成できなかった経験を生かし、前回の期間中に起きた危険な行為や事象をもとに対策を講じた。
具体的には、曲がり角や段差、死角では必ず一時停止を行うこととし、目視できるよう目立つテープを床に貼りつけた。また、倉庫1階出入口シャッター下のゴムマットに「止まれ」の文字を塗装し、フォークリフト同士がすれ違う際の走行位置の確認や一時停止の注意喚起を行った。
そのほか、品川営業所では仕事現場で起こりうる危険を考え、安全強化運動リーダーが自作の問題を作成。資料を社員に配付して各自危険箇所の洗い出しを行い、回答を取りまとめてパート社員も含めて共有している。
ダイワコーポレーションは安全強化運動について、繁忙期で事故が発生しやすい第3四半期をあえて実施期間に含めることで、従業員へ意識改革を促している。目標設定は、第1回が「商品破損」、第2回が「フォークリフト運転ルール違反による事故」と限定的なものだったのに対し、3回目となる今回は安全強化運動の継続実施によって安全への意識が高まっていることから難易度をアップ。期間中は、各営業所内で決定した安全強化運動リーダーの社員が声掛けや見回り、勉強会を実施することで、5営業所で目標を達成することができた。
ダイワコーポレーション/大型物流施設「横浜鶴見営業所」9月開設