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CRE/国内物流施設のオープンエンド型コアファンド組成へ

2022年02月17日/SCM・経営

シーアールイーと連結子会社のストラテジック・パートナーズは2月17日、5年後までに国内物流施設を投資対象資産とするオープンエンド型コアファンド(OEF)を組成すると発表した。

組成の準備としてブリッジファンドを順次組成する。第1号ブリッジファンドは近日中に組成予定。

OEFでは、CREグループのノウハウを活用した物流施設開発や管理、運営等によって中長期的な収益の維持・拡大に努め、資産規模1000億円を目指す。

物流施設の潜在ニーズは今後も底堅く推移することが見込まれ、物流不動産市場の活況も継続することが想定されていることから、上場リートだけでなく機関投資家を対象とした私募ファンド領域でも旗艦ファンドを持つことが安定的な物流施設開発につながると判断した。

CREグループは、2021年8月にスタートした「第2次中期経営計画」で、5年間で2000億円超の物流施設開発を行っていくことを発表。また、2021年10月には公募増資を実施し、物流施設の開発力を拡大している。同社は、当該開発物件を順次組み入れ、CREロジスティクスファンド投資法人の資産規模を今後5年間で倍増させるとともに、上場リートに次ぐ第二の長期運用型ファンドとしてOEFを組成し、投資家層の拡大を図っていく方針。

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