西日本鉄道と佐賀銀行は2月24日、ビジネスマッチング業務に関する契約を締結したと発表した。
国際物流の分野で長年事業を行ってきた同社は、佐賀銀行の海外ビジネスコンサルティングを通じて地域振興に寄与する方針に賛同し、国内外のグループで物流において協力する。
佐賀銀行はこれまで北部九州エリア（佐賀、福岡、長崎）の事業者の海外ビジネスをサポートしてきたが、2020年4月より海外ビジネスコンサルティングを開始し、顧客の海外展開支援を強化している。
この契約締結により、佐賀銀行から海外ビジネスコンサルティングを受ける事業者は、同社との迅速なコンタクトができ、また海外との輸出入に障壁となりがちな書類の手配を始め、税関手配、海外への航空便・海上便の手配、さらに海外の取引国における手配まで一貫したサポートを受けられることになる。
同社では「にしてつグループまちゆめビジョン 2025」および“修正”第15次中期経営計画の重点戦略として食品産業を同社のセールス強化品目の一つとして営業強化を推し進めている。アジアで需要のある九州発の食品の輸出拡大に取組み、九州の産業発展へ貢献していくとしている。
