福山通運と小丸交通財団は3月23日、広島大学ベトナムセンターと共催で「第5回日本語作文スピーチコンテスト」を同19日に開催したと発表した。
今回のコンテストは、2021年と同様に新型コロナウィルス感染拡大防止のため、日本とベトナムをつないだリモート開催となった。
ベトナムにおける日本語教育や交通安全意識の向上を図る機運から、前年を上回る13大学118作品の応募があり、「交通」というテーマで予選を通過した13名の学生が日頃の学習の成果を十分に発揮し、スピーチを披露。最優秀賞には「居眠り運転と防止策」についてスピーチした人文社会科学大学のグエン・フイ・ホアンさんが選ばれた。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。
福山通運、小丸交通財団/ソルボンヌ大学等と産学連携で意向書締結