LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





国交省/「2024年問題」に備え中継輸送実現のポイント解説

2022年04月26日/調査・統計

国土交通省は4月26日、トラックによる中継輸送の更なる普及促進のため、中継輸送実現のポイントや新たな取組事例を取りまとめ、リーフレットにして発表した。

<中継輸送のイメージ>
20220426kokkosyo 520x194 - 国交省/「2024年問題」に備え中継輸送実現のポイント解説

今回取りまとめた背景には、自動車の運転業務が、2024年4月1日から、年960時間の時間外労働の上限規制が適用されること。そして、上限規制を遵守しながら現在と同水準の物流を確保するためには、長時間労働の改善等の働き方改革に向けた取組みを速やかに実施する必要があることから。

リーフレットの内容は、トラック事業者を対象とした調査の結果、半数以上の事業者が中継輸送の実施に前向きな意向を示した一方で、中継輸送を実施している事業者は約16%と道半ばな状況であるため、荷主や運送事業者、民間の中継輸送をコーディネートしている事業者へのヒアリングを基に、実現のためのポイントを取りまとめたもの。また、2020年1月に「中継輸送の取組事例集」を公表したが、新たに5件の事例を追加した。

■中継輸送実現に向けたポイント(リーフレット)と取組事例集
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk4_000103.html

関連記事

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース