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中央倉庫/3月期の売上高7.7%減、営業利益7.8%増

2022年05月13日/決算

中央倉庫が5月13日に発表した2022年3月期決算によると、売上高239億3100万円(前年同期比7.7%減)、営業利益18億6600万円(7.8%増)、経常利益20億8000万円(8.3%増)、親会社に帰属する当期利益13億5200万円(3.4%増)となった。

セグメント別の倉庫業は、期中平均の保管残高は前期に比し減少したが、既存荷主への営業拡大により自社倉庫及び再寄託先も含めた入出庫高及び貨物回転率は増加した。これらの結果、倉庫業の売上高は68億200万円(2.8%増)、営業利益は同社の物流ノウハウを活かした構内荷役作業サービスの提供や貨物構成の見直し、料金改定などの効果もあり12億9400万円(12.1%増)となった。

国際貨物取扱業は、通関業の取扱数量は、国内および海外の経済活動の持ち直し等から輸出入ともに前期に比し増加した。梱包業の取扱数量についても、海外市況の回復等の影響から増加した。これらの結果、国際貨物取扱業の売上高は、収益認識に関する会計基準等適用の影響があり42億1700万円(39.8%減)、営業利益はコンテナ不足等による海外物流の混乱の影響を受けて、3億8400万円(5.6%減)となった。

次期は、売上高257億円(7.4%増)、営業利益22億円(17.8%増)、経常利益24億3000万円(16.8%増)、親会社に帰属する当期利益16億円(18.3%増)を見込んでいる。

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