ロジザードは5月17日、同社の提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」がマルチブック社の提供するグローバル企業向けクラウド型会計・ERPサービス「multibook(マルチブック)」と標準連携したと発表した。
<CSV連携のイメージ図>
《multibook → ロジザードZERO》
・商品マスタデータ
・入荷予定データ
・出荷指示データ
《multibook ← ロジザードZERO》
・入荷実績データ
・出荷実績データ
・棚卸データ
ロジザードZEROは、これまでも「正確な在庫管理」や「作業効率の向上」の実現に長けていたが、各国独自の会計や法令に対しての対応などの課題があった。
そこで、海外拠点のデータ集計・不正防止・決算早期化などの経営管理課題を解決するグローバル企業向けクラウド型会計・ERPサービス「multibook」とデータ連携を実現し、顧客のグローバルなビジネスを支援する体制を構築。クラウドサービスという共通点を活かし、両サービスのシームレスな連携により、ロジザードZEROによって管理された「正確な在庫情報」を基にした、「multibook」による更なる適切な経営管理が実現するという。
今後も、ロジザードでは両クラウドサービス間のデータ連携を推進していくことで、 海外に進出している日系企業が正確な在庫情報に基づく経営判断ができるよう支援を強化していくとしている。