フランスベッド ホールディングスは5月20日、子会社のフランスベッドが東京都小平市に福祉用具や医療機器の物流等を担う新事業拠点「フランスベッド メディカレント東京」を新設したと発表した。
新事業拠点は、基幹事業のひとつであるメディカルサービス事業の今後の拡大を見据え、30億円を投資して開設した。
今後、東京都で75歳以上の後期高齢者人口の増加が見込まれており、福祉用具や医療機器への需要拡大が加速することから、新事業拠点の新設により、高まるニーズに対応するインフラ整備や中長期的に安定して提供できるサービス体制の構築、よりスピード感を持った事業活動の推進を実現する。
新事業拠点の延床面積は8248m2で、同社として最大規模。東京都全域の福祉用具レンタル商品のメンテナンスを行うサービスセンター(福祉用具の洗浄・消毒・メンテナンスを実施)と、東京都(東部を除く)の配送拠点、メディカルサービス事業の本部機能、東京地区の業務集約センター機能を集約するほか、ケアマネジャー向けの研修スペースや、福祉用具メンテナンスの見学スペースなどにも活用し、全国の事業所のモデル施設として運用する。
また、新型コロナウイルス対策にも有効なオゾン消毒の消毒室を2室配備し、安心・清潔な福祉用具供給を実現している。
■「フランスベッド メディカレント東京」概要
所在地:東京都小平市天神町4-1-1
延床面積:8248m2
在庫保有点数:1万8000点
投資額:30億円
稼働開始:2022年5月