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丸運/長期ビジョン策定、2030年に売上高600億円以上

2022年05月20日/3PL・物流企業

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丸運は5月20日、「2030丸運グループ長期ビジョン」を策定したと発表した。

<2030年の事業領域イメージ>
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コロナ禍や IT・AI 技術の進展に伴う人々の生活様式の変化、気候変動の激化に伴う脱炭素の加速および石油需要の減少に伴う石油輸送の縮小など、同社を取り巻く経営環境は非常に大きく変化し、また不確実性の高い状況になっている。

「2030丸運グループ長期ビジョン」は、このような経営環境の大きな変化の中で、これからも社会に貢献する企業グループであり続けるため、あらためてグループの方向性を示す指標とするもの。

「2030丸運グループ長期ビジョン」は「長期ビジョン策定の目的」、「経営環境認識」、「2030丸運グループのありたい姿」、「長期事業戦略」で構成。

このうち、「2030丸運グループのありたい姿」では、事業の将来像を貨物輸送とエネルギー輸送の両輪経営を継続し、高いコスト競争力と提案営業力を有する物流エキスパート企業となることを目指す、としている。

そのために、国内一般貨物を基盤として、素材の国内外一貫物流を強化すること、今後市場成長が見込まれるリサイクル物流分野、機工分野、食品流通分野および潤滑油化成品等の危険物保管分野への積極的な投資を実行することにより成長を追求する。

2030年度の数値目標は、売上高600億円以上(2021年度実績467億円)、経常利益20億円以上(7.7憶円)としている。

また、投融資計画では、2022年から2030年度で、M&Aを含み、250億円としている。内訳は、車両・倉庫維持更新に130億円、営業強化分野に60億円、次期成長分野に60億円だ。

「長期事業戦略」では、営業強化分野では、「国内一般貨物保管・輸送のコスト競争力と提案営業力の強化」、「素材国内外一貫物流の拡大」、「潤滑油化成品輸送の強化」を挙げている。

「次期成長分野」では、「リサイクル物流事業」、「機工事業」、「食品流通事業」、「危険物保管事業」を挙げて取り組んでいくとしている。

「2030丸運グループ長期ビジョン」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9067/tdnet/2128926/00.pdf

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