ゴールドウインは6月2日、同社グループで取り扱うすべてのブランドで製品納入時に使用する透明ポリ袋を、再生プラスチックを使用した再生可能なポリ袋に順次切り替えると発表した。
また、使用後のポリ袋を回収し、リサイクルスキームを活用して新たなポリ袋として再生することで、CO2削減と循環型社会の実現を目指す。
同社ではこれまで、製品を納入する際に石油由来のポリプロピレンや
ポリエチレン素材の透明ポリ袋を使用してきた。その数はグループ全体で年間1000万枚に上り、使用後はゴミとして焼却処分されていた。
これらのポリ袋を、ペットボトルのキャップや運搬時に使用されるストレッチフィルムを原料として使用された再生可能な素材に変更するとともに、使用後のポリ袋を回収し、新たなポリ袋として再生することで、CO2排出削減が見込まれる。
同社物流倉庫等で廃棄されていたストレッチフィルムも、このスキームを活用し、新たな資源として再利用する。
同社は2021年に長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」を発表し、気候変動問題の解決と持続可能なビジネスの再構築を重要課題として掲げ、環境負荷低減素材への積極的な移行を進めている。
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