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メルカリ/リユース梱包材の循環利用を強化、3年ぶり提供へ

2022年06月02日/3PL・物流企業

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メルカリと物流サービス子会社のメルロジは6月2日、繰り返し利用可能な梱包材「メルカリエコパック」の提供を開始すると発表した。

<メルカリエコパック>
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「メルカリエコパック」は、フリマアプリ「メルカリ」の商品梱包用に繰り返し使える梱包材として、テントなどで使用するターポリン素材を採用して2019年6月に開発したもの。

配送に繰り返し耐えうる耐久性と防水性を備え、外からの衝撃を吸収する厚さ3mmの緩衝材を全面に採用。

サイズは縦190mm×横275mmで、らくらくメルカリ便の「ネコポス(A4サイズ、厚さ3cm以内)」と、ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット・ゆうパケットポスト(A4サイズ・厚さ3cm以内)」に対応している。

<返却BOX>
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「メルカリエコパック」は、メルカリアプリ上での提供の告知やSNSキャンペーンへの応募者へ、抽選で約3000個を6月下旬〜7月上旬にかけて配布する。

使用されたエコパックは、全国9か所のメルカリステーションに設けた返却スポットに返却された後、再び別の利用者が持ち出して自身の出品・配送に利用していく。

<キャンペーン等でエコパックの循環を促進する>
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メルカリでは、フリマアプリ「メルカリ」をはじめとするEC市場の成長によって梱包資材の消費が増加していることを受けて、循環型社会の実現を目指す観点から、繰り返しリユースできる梱包材としてメルカリエコパックを2019年に開発。

2019年に行った第1弾の利用では、エコパックを受け取った人の3割がエコパックを再利用していなかったため、第2弾となる今回はメルカリステーションに返却場所を設けたほか、1つのエコパックが5人以上に利用されることで利用者全員にポイントを付与するなど、エコパックの循環を促進する仕組みを採用した。

また、製品面での改善点として、資材の底のマチを広く、内ポケットに3か所のファスナーを設けることで、幅広い商品の梱包を可能にしている。

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