川崎重工は6月17日、中国遠洋海運集団と共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS、中国大連市)において、LEPTA SHIPPING(レプタ シッピング)向け82型ばら積運搬船「AQUARUBY(アクアルビー)」を引き渡したと発表した。
<ばら積運搬船「AQUARUBY(アクアルビー)」>
この船は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石などの貨物を搭載可能な7つの船倉を有している。省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、推進効率の高い形状のプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を採用し、燃費の向上を図っている。
■主要目
全長×幅×深さ:228.90m×32.24m×20.20m
満載喫水:14.50m
航海速力:約14.2ノット
定員:25名
総トン数:44.175トン
載貨重量:82.015t
貨物倉容積:97.762m3
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.5ディーゼル機関 1基
船級・船籍:アメリカ船級協会(ABS)・パナマ
引渡日:2022年6月17日