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プロロジス/福岡ロジテム専用(BTS型)2.7万m2の物流施設竣工

2022年06月23日/物流施設

プロロジスは6月23日、福岡県小郡市で「プロロジスパーク小郡」の竣工式を行ったと発表した。

「プロロジスパーク小郡」は、総合物流企業である日本ロジテムのグループ企業、福岡ロジテム専用のBTS型施設として開発。プロロジスと小郡市は、2021年に雇用や資材調達において地域住民・地元企業を優先することが盛り込まれた「立地協定」と、「環境保全に関する協定」を取り交わし、地域経済の振興や生活環境・自然環境の保全に配慮した施設開発を行った。

<プロロジスパーク小郡>
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「プロロジスパーク小郡」は、大分自動車道「筑後小郡IC」から300mに位置する。また、九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道や国道3号など、九州の東西南北を結ぶ主要な幹線道路の結節点「鳥栖JCT」から5分の地点に立地。九州全域および福岡市内へアクセスしやすく、博多港、福岡空港などの物流ハブや近隣都市を結ぶ立地優位性を備えている。

<位置図>
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開発地周辺は、地盤が強固でハザードマップ上でも水害や浸水のリスクが極めて低く、防災性・事業継続性の観点からも優れた立地で、通勤アクセスも甘木鉄道「今隈駅」から徒歩6分。

「プロロジスパーク小郡」の敷地面積は3万2000m2、延床面積は2万7000m2、地上2階建て片面バースの施設に荷物用エレベーター2台、垂直搬送機3台を備えている。

敷地内には、化粧品やアルコール類などの保管にも適した危険物倉庫4棟を併設。広い敷地を活かして140台の乗用車駐車場に加え17台のトラック待機場やトラックドライバー用のトイレを整備、多数のトラックが同時に出入り可能な設計とした。

34台のトラックバースには大庇を採用することで荷捌き効率を高め、雨天時にも作業がしやすい環境を整備。また、入居企業の要望により、倉庫内の一部は冷蔵倉庫対応となっており、食品を含めた多様な荷物の輸配送拠点として利用可能だ。

さらに環境負荷軽減の一環として、全館に人感センサー付きLED照明を採用。中でも倉庫には通常のLED照明比で電力使用量を半減できる高天井用センサー付きインテリジェントLED照明(プロロジス共同開発)を設置。屋根面には750kwの太陽光発電を設置し、これらの取り組みによりCASBEE(建築環境総合性能評価システム)AランクおよびBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)を取得予定だ。

九州マーケットにおいてプロロジスは、2008年に竣工したマルチテナント型物流施設を皮切りに、福岡・鳥栖エリアを中心に6棟の物流施設を開発。小郡エリアは九州マーケットにおける新たな市場開拓となる。

なお、竣工式には、福岡ロジテムの小林 専司社長をはじめ、小郡市の加地 良光市長、設計・施工を担当した西松建設取締役常務執行役員の濵田 一豊建築事業本部長のほか、プロロジスからは山田 御酒会長兼CEOらが参列し、施設の完成を祝った。

■「プロロジスパーク小郡」概要
名称:プロロジスパーク小郡
所在地:福岡県小郡市山隈字柳308-1
敷地面積:3万1854.54m2(9636坪)
延床面積:2万7333.00m2(8268坪)
構造:地上2階建、鉄骨造
着工:2021年5月
竣工:2022年6月

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