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ロジランド/埼玉県羽生市内3棟目の物流施設を満床竣工

2022年08月08日/物流施設

ロジランドは8月8日、埼玉県羽生市に建築していた物流施設「LOGI LAND羽生III」を7月29日に竣工したと発表した。

<LOGI LAND羽生III>
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同施設は地上4階建て延床3万5800m2で、大手家具小売企業と一棟全体の定期建物貸賃貸借予約契約を締結している。

立地は、東武伊勢崎線「羽生駅」から2.5km、東北自動車道「羽生IC」から6.2km、4車線化された国道125号線に面しており、入口の幅員は約12mを確保したことで、大型コンテナ車の出入場を容易にした。

倉庫内では、床荷重1.5トン/m2、梁下天井有効高5.5m、柱スパン10m以上を確保し、環境配慮から全館LED照明を採用。また、BCP対策として、電気設備の架台の高さを上げて浸水リスクを低減させ、さらに停電時に倉庫機能の一部をカバーするための非常用発電機も採用している。

物件の特徴としては、荷積み時間の短縮に考慮し、1階に最大50台の大型トラックが同時接車可能な両面バースを採用した。トラックバースは雨天時も荷役作業が可能なピロティ形状となっており、大型トラックの荷捌きを考慮して約14mの奥行を確保。バース内に柱を出さず、トラックの安全性に配慮した設計となっている。

また、建屋の構造には、前田建設の施工によりロングスパン化を可能とし、揺れ難いことが特徴のRCS造構法を採用。そのほか、敷地内には、通勤の利便性を高めるために116台分の普通駐車場を設けたほか、14台分のトラック待機場も確保した。

ロジランドは、羽生市内で4棟目となる「LOGI LAND羽生IV」の開発工事に着手しており、2023年7月に竣工予定。同市とは企業誘致に関するパートナーシップ協定を締結しており、ドミナント戦略による物流集積地としてのさらなる発展に寄与することで、地域活性化や産業振興に貢献していく方針だ。

なお、ロジランドは、エリアマーケットに左右されない適正賃料で且つ顧客ニーズに寄り添った使い勝手の良い物流施設を開発してきたことで、これまで開発している物件は、全て竣工前にテナントが決定している。

■「LOGI LAND羽生III」物件概要
所在地:埼玉県羽生市小松18
アクセス:東武伊勢崎線「羽生駅」2.5km、東北自動車道「羽生IC」6.2km
延床面積:3万5828.98m2
構造:RCS造
階数:地上4階建
設計監理:東急設計・前田建設設計共同企業体
施工:前田・河本建設共同企業体

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