澁澤倉庫が8月5日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高186億4800万円（前年同期比7.1％増）、営業利益10億7000万円（2.4％減）、経常利益15億4000万円（17.8％増）、親会社に帰属する四半期純利益10億7900万円（21.5％増）となった。
売上高は、物流事業で国際輸送業務、陸上運送業務、港湾運送業務の取扱量が増加したことに加え、海上・航空運賃単価が高値で推移したほか、不動産事業で不動産賃貸収入やビル管理業務が増加し、増収となった。営業利益は、物流事業で営業費用が増加したことで減益となった。
セグメントごとの業績は、物流事業が売上高171億5600万円（7.3％増）、営業利益7億9600万円（1.9％減）。不動産事業が売上高15億5100万円（7.0％増）、営業利益7億6600万円（4.8％増）となっている。
通期は、売上高718億円（0.1％増）、営業利益46億円（1.9％増）、経常利益51億円（26.4％減）、親会社に帰属する当期純利益32億円（39.1％減）を見込んでいる。
