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ヤマトHD/4~6月の売上高1.0%増、営業利益81.0%減

2022年08月08日/決算

ヤマトホールディングスが8月8日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高4241億5900万円(前年同期比1.0%増)、営業利益24億1600万円(81.0%減)、経常利益24億9300万円(84.7%減)、親会社に帰属する当期利益3億2000万円(97.3%減)となった。

ヤマトグループは経営理念に掲げる「豊かな社会の実現への貢献」を通じた持続的な企業価値の向上を実現するため、グループ各社の経営資源を結集したグループ経営体制の下、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画「Oneヤマト2023」に基づき、生活様式の変化と流通構造の変化に対応するサプライチェーンの変革に向けて、顧客や社会のニーズに対し総合的な価値提供に取り組んだ。

セグメント別では、リテール部門の売上高は2110億9000万円(2.0%増)となり、営業費用は、中期経営計画「Oneヤマト2023」の推進に伴う費用が増加したことなどにより、前年同期に比べ7.2%増加し、営業利益は前年同期に比べ94億600万円減少した。

法人部門では、売上高は、EC需要拡大への対応や法人顧客の物流最適化に向けた取組みを推進したことなどにより1982億5400万円(4.1%増)となり、一方、中期経営計画「Oneヤマト2023」の推進に伴う費用が増加したことなどにより、営業利益は前年同期に比べ7億4600万円減少した。

宅配便の個数では、5億5300万個(2.6%増)、クロネコDM便が2億800万個(2.3%減)だった。

通期は、売上高1兆8200億円(1.5%増)、営業利益910億円(17.9%増)、経常利益910億円(7.9%増)、親会社に帰属する当期利益570億円(1.9%増)を見込んでいる。

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