日本トレクスは8月8日、冷蔵冷凍車と冷蔵冷凍セミトレーラーのリコールを国土交通省に届け出た。
架装車体のルーフレール部リベットカバー接合部の強度設計が不適切なため、当該接合部の強度が不十分なものがある。そのため走行時の負荷によってリベットカバーの長手方向端部がルーフレールより浮き上がり、最悪の場合、脱落して他の交通の妨げになるおそれがある。
対象車両は計301型式・計1697台。市場からの情報で9件の不具合が確認されているが、事故は発生していない。
改善措置として、全車両のリベットカバーを点検し、浮き上がりがない場合は既存のリベットカバーの長手方向両端と中央をタッピンネジで固定する。浮き上がりがある場合はリベットカバーを交換して長手方向両端と中央をタッピンネジで固定する。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001494680.pdf