茨城県守谷市で8月14日、午前2時24分に発生したアズマロジスティクスの守谷配送センターは8月15日午前11時半段階でも鎮火せず、変わらず黒い煙に対して消火活動を続けている。
場所は、つくばエクスプレス、関東鉄道常総線の守谷駅から約15分程度の工場や倉庫が立ち並ぶ地域。
<8月15日午前中も消火活動が続く>
<煙が充満し異臭が漂う>
<近くには他の物流センターが並んでいる>
管轄の取手警察署によると、当初は煙が中心で真夜中のため火災もある程度目立ったが、その後は煙の噴出が激しく、煙しか見えない展開に。その後もじわじわと広がり、当初半焼程度とされていたものが、全焼になる可能性も現在指摘されている。倉庫の中にはプラスチック製品などがあったといい、今もプラスチック燃焼による異臭が漂っている。
倉庫の四方から消化にあたっているが、現場の消防団員からは、「鎮火の目途はたっていない。今日一杯かかるかもしれない」との声。
<煙で視界が悪い状態の場所も>
<はしご車からの消火も続いていた>
近隣の住民からは、「ヘリコプターがうるさいので初めて気づいた。煙はこちらにもやってきた」との声も。
アズマロジスティクスのWebページによると、この「守谷配送センター」は地上2階建て、鉄筋造、延床面積約4950m2(1500坪)の物流施設。出火当時は無人で、負傷者はいないという。