川崎汽船は11月21日、横浜港埠頭が管理する横浜港大黒ふ頭において、同社が運航する自動車専用船「TETHYS HIGHWAY」を対象に、横浜市消防局と合同で国内初となる停泊中の船舶火災を想定した消防訓練を実施した。
訓練には100名を超える関係者が参加し、「荷役作業中に船内で火災が発生し、乗組員1名が行方不明、さらに船長が船内に取り残される」という緊急事態を想定。
ドローンを活用した火災発生箇所の確認および要救助者の捜索、高所からの放水・消防船による放水も実施され、作業員と乗組員の避難経路の確認、関係機関との即時通報体制の実践確認、船内に取り残された者の救助活動など、包括的な訓練内容となった。
■参加機関
横浜市消防局
海祥海運
ケイラインローローバルクシップマネージメント
ケイラインマリンソリューションズ
ダイトーコーポレーション
三鈴マシナリー
川崎汽船
川崎汽船/荷役中の船上火災を想定しタイ・レムチャバン港で訓練

