住友倉庫は8月15日、同社タイ子会社の Sumiso (Leam Chabang) Co.,Ltd.(住倉レムチャバン会社)が、同国レムチャバン地区において3期倉庫の建設に着手したと発表した。
<3期倉庫イメージ>
レムチャバン地区は、タイ最大の貿易港であるレムチャバン港を抱え、また周辺に多く の工業団地が立地し、物流需要の旺盛な地区であり、同社グループはこれまで2016年10月に1期倉庫、2018年11月に2期倉庫を稼働させ、順調に取扱いが拡大している。
このほど、さらなる需要増にこたえるため、既存の1期倉庫・2期倉庫至近のロジャナ工業団地レムチャバン内の所有地に3期倉庫を建設することにしたもの。同倉庫は環境負荷低減の取組みとして、LED照明及び太陽光発電設備を導入することにしている。
竣工後は既存の倉庫とあわせた倉庫延床面積は約3万4000m2となる。これらを一体的かつ効率的に運営し、引き続き顧客の物流ニーズに的確に対応していくとしている。
なお、同社グループは、タイにおいてアユタヤ、バンコク、レムチャバン及びスワンナプーム国際空港に拠点を置き、内外の顧客に総合物流サービスを提供している。
■概要
名称:3期倉庫
所在地:タイ国チョンブリ県バーンラムン郡
(ロジャナ工業団地レムチャバン内)
敷地面積:約3万2600m2
構造:鉄筋コンクリート造平屋建 2 棟
延床面積:約1万4300m2
竣工時期:2023年5月(予定)