川崎汽船は9月8日、同社所有石炭専用船「MAIZURU BENTEN」(総トン数:4万8217t)を使用し、第八管区海上保安本部の巡視船「だいせん」と共に曳航救助訓練を実施した。
<機動救難士がヘリコプターから「MAIZURU BENTEN」に降下する様子>
<「だいせん」から「MAIZURU BENTEN」へ、もやい銃を発射する様子>
<「だいせん」が「MAIZURU BENTEN」を曳船索で曳航している様子>
訓練では民間大型船舶の漂流や陸岸への漂着を防ぐための対応能力を高めることを目的としており、実際に大型船舶を曳航し、漂流防止措置の手法を確認、検証を行った。
同社では、関係各所と連携を強化し、今後とも継続して安全運航に努めていくとしている。
なお、訓練参加機関は、関西電力、同社および同社所有石炭専用船「MAIZURU BENTEN」、ケイラインローローバルクシップマネージメント、第八管区海上保安本部、巡視船「だいせん」、「だいせん」搭載機MH914(ヘリコプター)、舞鶴海上保安部所属巡視艇、美保基地機動救難士。