アサヒロジスティクスは11月1日、総合保税地域「横浜港流通センター」内の同社大黒ふ頭流通センター(神奈川県横浜市鶴見区)での外貨取り扱いの届出が横浜税関に受理されたと発表した。これにともない、同日より外国貨物の取り扱いを開始する。
<Y-CC横浜港流通センター 外観>
2021年10月に開設した大黒ふ頭流通センターは、同社で始めての輸出入貨物の取り扱い業務を行う物流拠点。2021年度の中長期経営計画で掲げた「川上事業の対応力の構築」の実現に向け、現行の事業である全国への食品輸送業務全般に輸出入を含めた総合的な物流提案ができる体制の構築を目的として開設した。
同取り組みにより、同社は顧客のあらゆるニーズに対応し、物流面でさらに幅広くサポートできる体制を強化することを目的としている。
同社では現在、5年先を見据えた経営課題として「厳しい競争環境でも『アサヒに頼みたい』と顧客に評価される、価値の高い事業に特化するとともに、事業の『幅を広げる』ことが必要」と掲げ、コスト競争力を磨き、人材の確保と育成、先行投資によるキャパシティ確保を行い、競合他社との差別化を図るための取り組みを進めている。その1つとして、大黒ふ頭流通センターを開設し、輸出入貨物の取り扱いに参入した。
■施設概要
名称:アサヒロジスティクス大黒ふ頭流通センター
住所:神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭22番 Y-CC横浜港流通センター内3階 307
延床面積:4323m2(1310坪)うち事務所スペース66.12m2(20坪)
開設:2021年10月1日