ジュームロジスティクスは11月15日、日本~フランス間の国際小包航空便サービスを新たに開始したと発表した。
同社は過去3か月間にわたり20万米ドル超に相当する6000個以上の小包のトライアル配送を実施した。平均納期は10日未満だった。
これまで、ジュームロジスティクスは世界100か国以上の市場で2億9000万個以上の小包を配送してきた。日本は重点市場であり、2022年には日本に倉庫を開設した。中国、香港、韓国、ヨーロッパ、トルコにも倉庫を所有している。同社は香港、中国本土、韓国、日本、ヨーロッパの顧客向けに越境ECのための物流、テクノロジー、インフラサービスを提供している。
ジュームロジスティクスのDmitry Chernyshev CEOは、「フランスでは日本製品への大きな需要が見込まれている。玩具・雑貨製品分野でフランスはヨーロッパ諸国最大の輸入国。玩具・雑貨製品の輸入量は全輸入品の19%を占めており、当社は新規ルートを開拓すためにトライアルを実施した。日本の人々に当社の新たな配送サービスを提供できることを嬉しく思っている」と述べている。
また、日本から100か国以上の市場への越境ECに8年以上の実績を有するkumajoiは、ジュームロジスティクスの日本支社と提携。kumajoiの本山 賢社長は、「日本から海外向けの国際小包航空便サービスをジュームロジスティクスに委託してから 5か月以上が経過した。10月には、当社の日本オフィスで同社の経営陣とお会いした。日本からの国際配送がジュームロジスティクスにとって最優先事項の1つであることを知ることができ非常に嬉しく思っている」と話した。