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名鉄ワールドトランスポート/シンガポール向け輸出拡大を支援

2022年12月13日/国際

名古屋鉄道傘下の名鉄ワールドトランスポートは12月13日、シンガポール向け食品・農産品の輸出拡大支援サービスとして、「シンガポール向け海上冷蔵混載サービス」の販売を開始したと発表した。

<シンガポール イメージ>
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近年アジアを中心とした海外消費者の所得が向上し、日本産農水産物・食品の潜在的購買層が増えるとともに、訪日外国人の増加などを通じて、日本産食品の魅力が海外に広まっている。一方で、少量の取引において、輸送手段・鮮度(品質維持)・コストなどの面で商談が成立しない、やむを得ず高コストの輸送手段で輸送するなどの事例もある。

名鉄ワールドトランスポートでは、こうした顧客の輸出取引の拡大を物流サービスの提供で支援し、シンガポールでの日本の食の魅力、食の文化の発信に貢献する。

同サービスは月2回、隔週で実施。定期化されたスケジュールにより、少量多頻度での商品販売を可能にする。また少量輸送に適した運賃単位設定で、国内の集荷・通関、現地での通関・配送などのオプションサービスも用意する。

今後の展開としては、2023年4月からウィークリーサービス化(週1回)を予定しており、冷凍温度帯(マイナス18度帯)でのサービスの提供も開始。顧客から要望の多い東南アジア地域を中心に、冷蔵・冷凍温度帯の混載サービスを順次拡充していく。

■サービスの概要
積込港/仕向港:東京港発 シンガポール港向け
温度帯:+8度~+10度
サービス:隔週仕立て混載 航海日数9日

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