パーソルグループのパーソルイノベーションは12月13日、コミック教材を活用する研修ツール「コミックラーニング」が、日本通運の従業員向け社内研修ツールに採用されたと発表した。
日本通運は、コミックラーニングを全従業員(3万4449名)向けのコンプライアンス教育に活用。実際に起きた個別の事象や登場人物のキャラクターの性格をコミック化する「受託制作プラン」を用いて、コンプライアンス遵守の必要性についての教材を作成した。
従来、日本通運ではコンプライアンス遵守の必要性をPDFの紙芝居形式で提示していたが、没入感や温度感を伝えきれないことが課題だった。そこで、コンプライアンス違反とそれに伴うリスクは「誰にでも起こることで、人生を棒に振る可能性があり、きっかけは普通に過ごしている生活の中にある」という、一番伝えたいことについて、よりイメージで伝わりやすいコミックラーニングを採用した。
コミックラーニングは2021年8月から提供を開始しており、オリジナルの作品の受託制作と、複数の作品が読み放題となるサブスクリプションサービスの2プランを提供している。
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