三菱ケミカル物流は8月1日、自社HPにおいて「DX推進」を宣言、経営ビジョンに基づくデジタル化の方向性を示した。
持続可能な社会構築へ社員の意識改革やリスキリング、DXの推進に全社あげて取り組み、「安全・安定&効率」物流を実現することが目的。
宣言では「ケミカル品物流会社で、DXが一番進んだ会社になり、ケミカル品物流のリーディングカンパニーになる」ことをビジョンに掲げている。
その上で、喫緊の課題である物流危機・2024年問題をDXの活用で乗り切るため、構造改革から成長戦略へのシナリオを提示。
ケミカル品物流には多岐にわたる製品企画や多様な輸送手段、特殊品の多さなど業界特有の課題がある。DX化を推進するため社員のITリテラシー向上や物流エコシステムの変革、DX推進効果の可視化など、今後の方向性についてロードマップで示している。
■DX推進宣言
https://www.mclc.co.jp/news/pdf/20240801.pdf