商船三井は12月22日、“MOL Presidential Award to the Officers and Engineers 2022”授賞式を、同月8日に本社で実施したと発表した。
同賞は、乗組員や船舶管理会社と協働する中で、リーダーシップを発揮して長年にわたって商船三井の安全運航に貢献し、自身が持つ豊富な経験を部下に対して熱心に指導してきたことが認められた船員に対して授与しているもの。
2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインで実施したが、2022年は3年ぶりの対面開催となった。
＜授賞式で挨拶する商船三井 橋本剛 社長＞
＜受賞者集合写真＞
式典には、インド、クロアチア、ポーランド、フィリピン、ロシアから、計11名の受賞者とその家族が出席し、橋本社長から記念の盾と副賞が授与された。また、橋本社長は長年にわたる安全運航への貢献と後進育成への功績に対して、改めて感謝の意を伝えるとともに、同席した受賞者の家族に対しても、「家族の支援と理解のおかげで船員が仕事に注力できている」と謝意を伝えた。
表彰は2008年から毎年実施し、これまでの受賞者は累計122名となり、商船三井運航船の安全性強化に貢献している。同社はこうした取り組みを通じ、安全意識の向上に努めるとともに後進の育成を通じて、世界最高水準の安全運航の実現を目指すとしている。
