森永乳業は2月1日、飲料、家庭用アイスの一部商品については2023年3月1日出荷分より、牛乳類、ヨーグルト、デザート、家庭用チーズ・バター、豆腐、ヘルスケア他、の一部商品について2023年4月1日より価格改定および容量変更を行うと発表した。
同社商品に使用している原材料および包装資材の価格やエネルギーコストが上昇していることに加え、人手不足の深刻化による人件費や物流費も高騰しており、これらの傾向は今後も継続することが予想されている。
さらに、昨今の国内酪農経営をめぐる環境においても、急激な飼料価格の高騰およびエネルギーコストなどの生乳生産経費が上昇し大変厳しい状況にあることから、生乳生産基盤の維持および国産原料を使用した安全で安心な商品を継続供給していくため、乳製品向けの生乳取引価格を2023年4月から引き上げることで生産者団体と合意した。
同社はこれまで自助努力によるコスト低減に取り組んできたが、企業努力を超える水準に至っており、下記の通り価格改定および容量変更を実施するもの。
■概要
2023年3月1日出荷分より改定
飲料:12品、家庭用アイス:21品
2023年4月1日出荷分より改定
牛乳類:5品、飲料:1品、ヨーグルト:43品、デザート:8品、家庭用チーズ・バター:37品、ヘルスケア他:16品、豆腐:3品
