郵船ロジスティクスは２月6日、埼玉西武ライオンズが実施する野球用具寄付プロジェクト「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」を支援し、カンボジアの子供たちへ野球用具を無償輸送すると発表した。
＜ベルーナドームでのカンボジアへ向けた出発セレモニーの様子＞
プロ野球・埼玉西武ライオンズを運営する西武ライオンズでは、野球振興活動として、2013年から使用していない野球用具や運動靴を選手やファンから回収し、海外の子供たちへ寄付するプロジェクトを実施している。2019年までに、ミクロネシア連邦、フィリピン、カンボジア、親善試合に参加したインド、ベトナム、マレーシア、スリランカへ合計約3万4300点が寄付され、同社は 2015年から無償輸送に協力している。
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年～2021年は、ファンからの回収は中止となったが、選手から提供された野球用品約2000点をカンボジアへ寄付する。
昨年、ベルーナドームでカンボジアへ向けた出発セレモニーが行われ、西武ライオンズを代表して呉念庭選手から、同社東日本第一営業本部長の榎本浩人に用具が手渡された。預かった野球用具は同社とカンボジア法人 Yusen Logistics (Cambodia) Co., Ltd.が一貫輸送を実施し、現地の子どもたちに届ける。
