日本ロジテムが2月14日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高468億6000万円(前年同期比8.6%増)、営業利益6億8800万円(0.9%減)、経常利益6億5000万円(8.7%減)、親会社に帰属する当期利益3億6900万円(16.3%減)となった。
セグメント別の貨物自動車運送事業の売上高は、189億5000万円(3.2%増)、営業利益は、14億2700万円(1.8%減)となった。
売上高は、得意先の輸送ニーズ増加に対応し幹線便の取り扱いが拡大したこと、海外において輸送需要の回復により食品やエレクトロニクス関連の貨物輸送量が増加したことなどから、増収となった。一方、営業利益は、国内外ともに燃料価格等の輸送コストが増加したことなどから、減益となった。
センター事業の売上高は、107億4500万円(10.1%増)、営業損失は、1700万円(前年同期は2億4300万円の営業利益)となった。
売上高は、新設拠点において通販関連の物流センター業務を開始したこと、エレクトロニクス関連等の取扱量が増加したことなどから、増収となった。一方、営業利益は、新設拠点の安定稼働に向け、作業人員の増強により人件費が増加したことなどから、損失の計上となった。
通期は、売上高620億円(6.7%増)、営業利益9億6000万円(6.7%減)、経常利益9億2000万円(12.3%減)、親会社に帰属する当期利益5億3000万円(16.2%減)を見込んでいる。