日本ロジテムが11月11日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高348億3100万円(前年同期比8.9%増)、営業利益8億6400万円(147.7%増)、経常利益8億3500万円(156.1%増)、親会社に帰属する当期純利益5億5400万円(173.9%増)となった。
セグメント別で貨物自動車運送事業は、得意先との取引拡大や新規輸送案件の獲得により貨物輸送量が増加したこと、料金改定による収益改善効果があったことなどから、売上高129億9600万円(2.5%増)。一方、セグメント利益は、海外で得意先の生産調整等があった影響により需要が落ち込み、輸送効率が低下したことなどから9億2200万円(1.7%減)だった。
センター事業は、前年度に受託した物流センター業務が好調だったほか、得意先の事業拡大に伴い入出荷作業量が増加したこと、倉庫内作業の効率化やオペレーションの安定化が進んだことなどから、売上高87億9900万円(20.8%増)、セグメント利益5億9800万円(166.5%増)だった。
アセット事業では、新たな保管貨物の獲得により既存拠点の倉庫稼働率が上昇したことに加えて、前年度に開設した拠点や新設拠点の稼働開始に伴い、貨物保管量が増加したことなどから、売上高96億7000万円(11.5%増)、セグメント利益7億1300万円(65.8%増)となった。
通期は、売上高705億円(6.8%増)、営業利益12億円(2.4%減)、経常利益11億円(4.9%減)、親会社に帰属する当期純利益6億5000万円(40.9%増)を見込んでいる。
日本ロジテム 決算/4~6月の売上高8.6%増、営業利益220.0%増