NIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）が2月14日に発表した2022年12月期決算によると、売上高2兆6197億4600万円、営業利益1287億1600万円、経常利益1373億2300万円、親会社に帰属する当期純利益1098億900万円となった。
なお、同社は、2022年1月4日に日本通運の単独株式移転により設立されたため、前期実績はない。
セグメント別の、 日本（ロジスティクス）は、燃油単価の高騰等があるものの、航空貨物、海運貨物は販売単価の上昇が継続し、売上高は1兆4572億円、営業利益は658億円となった。
米州（ロジスティクス）は、航空貨物、海運貨物は自動車関連や医療関連を中心に取扱が堅調に推移し、売上高は1620億円、営業利益は133億円となった。
欧州（ロジスティクス）は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響はあるものの、航空貨物、海運貨物は販売単価の上昇が継続し、売上高は2156億円、営業利益は124億円となった。
東アジア（ロジスティクス）は、上海地区のロックダウンの影響はあったものの、中国国内の他地域や他国での取扱が堅調に推移し、売上高は2420億円、営業利益は124億円となった。
南アジア・オセアニア（ロジスティクス）は、航空貨物、海運貨物は自動車関連、電機・電子関連の取扱が堅調に推移したほか、運賃高騰による販売単価の上昇等により、売上高は2218億円、営業利益は200億円となった。
来期は、売上高2兆4500億円（6.5％減）、営業利益1100億円（14.5％減）、経常利益1140億円（17.0％減）、親会社に帰属する当期純利益750億円（31.7％減）を見込んでいる。
