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JMU/次世代バルクキャリア「CAPE DIVERSITY」引渡し

2023年02月17日/IT・機器

ジャパン マリンユナイテッドは2月17日、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)において建造していた次世代省エネ型バルクキャリア(G181BC) “CAPE DIVERSITY(ケープ ダイバーシティ)”を引渡したと発表した。

<CAPE DIVERSITY>
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同船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、同社が開発した環境性能に優れたGシリーズ182,000DWT(G182BC)に、新構造規則(CSR-H)、NOx TierIIIを適用した(G-Series 181BC)バルクキャリアの10番船。

特長は、最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発し、同社社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct、SURF-BULB、ALV-Finの装備・最適化等により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成していること。また、LEADGE-Bowと呼ばれる船首形状および新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上。電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラを採用し、同船の燃費性能を向上させた。さらにバラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、SOxスクラバー搭載、NOx 排出規則Tier IIIに適合するなど、様々な環境規制に対応している。

同社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めていくとしている。

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