サンゲツは3月10日、7月1日付で組織改編を実施すると発表した。
同社は、2030年までの長期ビジョンで、基幹事業である内装材料販売における事業基盤を高度化・拡大するとともに、デザイン、配送、施工等空間創造に関する各種機能を活用したソリューション提案を顧客に提供するビジネスモデルへと転換し、市場での価値向上、収益の拡大を目指している。今回の組織改編では、この実現に向けた取り組みのスピードアップを図る狙い。
具体的には、地域軸で事業を展開する（国内）事業部門と海外事業部門を設ける一方、機能面で各地域を支える部門としてコーポレート部門、ロジスティクス部門、スペースプランニング部門を設置。
また、国内事業を担う事業部門は北日本・関東・中部・西日本・九州の地域別に5つのビジネスユニットを軸とした組織体系とし、各ビジネスユニットが在庫・配送・空間デザイン提案・施工・管理といった機能を持つことで、事業を構築・強化・高度化する。
■改編後の組織図
