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サンゲツ/自社物流施設に太陽光自己託送システム導入、省エネ促進

2024年02月14日/物流施設

サンゲツは2月14日、愛知県稲沢市にある中部ロジスティクスセンターII(中部LII)の太陽光発電設備で発電された電力の一部を、名古屋市にある本社・中部支社へ送る自己託送を開始したと発表した。

<中部ロジスティクスセンターII>

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自己託送とは、自社が保有する施設で発生した再生可能エネルギーを、電力会社の送配電網を通じ、遠隔地にある自社施設で使用する仕組み。

同社では2023年9月から物流拠点の一つである中部LCIIの屋根に1127kW容量の太陽光パネルを設置し、稼働を開始した。これにより年間123万kWhの発電量を見込んでおり、総発電量の約53%を、中部LCIIと隣接する中部LCⅠとの系統統合により自家消費している。

<中部エリアの創エネ、自己託送の仕組み>

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さらに、中部LIIにおいて自己託送を開始することで、総発電量の約36%をLCIIと離れた名古屋本社・中部支社で使用することが可能となり、サンゲツ単体で約12%の電力使用削減につながるとしている。

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