国土交通省は3月13日、国交省港湾局が運営し、民間事業者間の物流手続を電子化する「サイバーポート（港湾物流）」（Cyber Port）と、通関手続きをオンラインで処理する「輸出入・港湾関連処理システム」（NACCS)とのシステム間直接連携機能を発表した。
＜Cyber PortとNACCSの連携＞
Cyber PortとNACCS間で直接データ連携ができる機能を実装することで、例えば物流手続と通関手続のワンストップ化が可能となり、通関手続における入力項目が最大8割削減できるなど、双方のシステムの利用者の利便性向上が図られる。
なお、連携機能の利用にあたっては、サイバーポート用のNACCS利用者情報が必要になる。この利用者情報は、輸出入・港湾関連情報処理センターに申請を行い、新たに取得する。そのうえで、サイバーポート上の事前設定が必要になる。
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