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日本郵船/多摩美術大学と船員のユニフォームデザインで連携

2023年03月28日/3PL・物流企業

日本郵船は3月28日、多摩美術大学と産学共同研究契約を同23日付で締結したと発表した。両者は、「船上での環境をRe-designする」をテーマに、4月1日から1年間、船員のウェアデザインに関する共同研究「KRAFT(長く使う)&LOOP(循環させる)~船員のウェアデザイン~」を実施する。

<左から日本郵船の鈴木 英樹執行役員、多摩美術大学 理事 教務部長の和田 達也教授>
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日本郵船は人材育成プログラム「NYKデジタルアカデミー」のなかで、物流に求められる新しい価値・判断基準が社会に浸透する仕組みづくりの取り組みの一環として、2022年9月から2023年1月にかけて多摩美術大学と協業による「船員ユニフォームデザイン画コンテスト」を開催している。

今回の共同研究は、同コンテストをさらに発展させたもので、「デザイン思考による課題発見」と「サーキュラーエコノミーを意識した循環システムの検討」の観点から「船上での環境をRe-designする」というテーマで、船員のユニフォームを社会問題解決の観点から見直すことを意図している。

今後は、多摩美術大学のアイディア・発想力を取り入れた船員ユニフォームを開発することで、船員の船上生活と作業の品質向上を目指すとともに、実用化を視野に検討していくとしている。

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