澁澤倉庫は4月6日、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、「澁澤倉庫グループ人権方針」を制定したと発表した。
この方針は、人権にかかわる国際規範を支持するとともに、人権デュー・ディリジェンスや救済に取り組むことを定めた人権に関する同社グループの指針。
同社創業者 渋沢栄一の精神「正しい道理で追求した利益だけが永続し、社会を豊かにできる」を共有する価値観とする同社グループは、サステナビリティ基本方針に沿った方針のもと、同社グループにかかわるすべてのステークホルダーの人権を尊重して、事業活動を推進していくとしている。
また、同社ではこの方針の制定に伴い国連グローバル・コンパクト(UNGC)に署名し、2023年4月3日に参加企業として登録された。
なお、UNGCは、世界最大のサステナビリティイニシアチブで、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための自発的な取り組み。参加企業は、UNGCが掲げる、人権・労働・環境・腐敗防止に関する10原則を遵守、実践し、事業活動を展開することがもとめられている。