伊藤ハム米久ホ－ルディングスは4月20日、子会社の伊藤ハム米久プラントが静岡県三島市に工場を建設すると発表した。
＜現在のケンコー工場＞
新工場は、同市内にある既存のケンコー工場をスクラップ＆ビルドで建て替えるもの。グループが培った食肉加工技術やノウハウを最大限結集させた東日本エリアのシンボル工場として、2026年を目途に竣工を予定している。
新工場への投資額は200億円を計画。多様化する顧客ニ－ズや競争力強化が求められる国内ハム・ソーセ－ジ市場に対応していくため、AIやIoTを活用したDX対応の生産設備や省人化された一貫生産ラインを導入し、高効率工場へと刷新する。年間の生産量は1万4000トンを見込んでいる。
■新工場の概要
建設地：静岡県三島市安久43-2
敷地面積：1万8969m2
延床面積：2万m2
投資額：200億円
生産アイテム：ハム、ソーセージ、ベーコンなどの食肉加工品
生産量：1万4000トン／年
竣工時期：2026年予定
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