NIPPON EXPRESSホールディングスは5月2日、日本通運が熊本市に「熊本半導体事業所」を3月1日付で開設し、営業を開始したと発表した。
現在、熊本県では台湾TSMC社の半導体製造工場の建設が進められており、今後半導体関連企業の集積が進むにつれて地域の物流需要が増加することが予想されている。
NXグループは、「NXグループ経営計画2023~非連続な成長“Dynamic Growth” ~」で、半導体関連産業を重点産業と位置付け、半導体物流の取り組みを加速させており、半導体サプライチェーンに対してEnd to Endのソリューションをグローバルに展開するため、熊本半導体事業所を開設した。
2024年3月には半導体関連産業にも対応する新倉庫「熊本ロジスティクスセンター」を稼働する予定。
■「熊本半導体事業所」概要
名称:日本通運 熊本半導体事業所
所在地:熊本県熊本市中央区水前寺1-5-8(日本通運熊本支店営業センター内)
営業開始日:2023年3月1日
■「熊本新倉庫」概要
名称:日本通運 熊本ロジスティクスセンター
所在地:熊本県上益城郡益城町平田2561-1(熊本支店 総合物流事業所益城センター内)
構造:鉄骨造2階建て
延床面積:8755m2
主要設備:空調(前室:作業用空調25度±5度、保管室:20度~25度)、非常用発電機(24時間)、録画式監視カメラ(屋外10台、屋内30台)、太陽光発電(倉庫屋根に設置)、避雷設備
稼働予定日:2024年3月