戸田建設、西日本鉄道、東京建物の3社は、熊本市東区戸島町においてマルチテナント型物流倉庫「熊本戸島ロジスティクスセンター」を2026年1月に着工した。竣工は2027年7月の予定。
開発地は九州で3番目に人口の多い熊本市の中心部から東へ約10kmの場所に位置し、九州地方の南北を結ぶ九州縦貫自動車道「益城熊本空港IC」から約5.5km、「熊本IC」から約8.8kmと交通利便性の高い場所に位置している。また半導体関連工場の集積地である菊陽町・大津町・合志市にも近接しており、物流施設の立地として高いポテンシャルを持つ。
施設は地上4階建てで延床面積は7万4479m2。2階への大型車両の直接乗り入れを可能とするためスロープを設置する予定。
また1、2階にトラックバースを備え、3、4階へは垂直搬送機6基と荷物用EV6基により荷物の搬送が可能。1、3階・2、4階がセットの2層使いのBOX型物流施設で、最大6テナントへの分割賃貸が可能な計画となっている。
トラックバースには荷受室を備えているほか ドライバー用のトイレや、4階には従業員用の休憩室を配置するなど、働く人の快適性に配慮した施設とする。
環境面では屋上には太陽光パネルを設置し自家消費するとともに、CASBEE建築(新築)Aランク、ZEB Readyの認証も取得予定。
戸田建設は創業140年以上の歴史を持つ総合建設会社。同事業において2023年11月10日に熊本市と「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備に関する協定」を締結している。今後、半導体を中心とした産業集積がさらに進み、倉庫需要も高まっていくことが予想されるなか、県経済や地域の発展を後押しする方針。
西日本鉄道は1908年創業。福岡県を中心とした鉄道やバスなどの交通サービスのほか、国内外の不動産開発や国際物流事業など多角的な事業を展開している。2022年に物流不動産事業に参入し、2025年9月には佐賀県鳥栖市で同社初となる賃貸用物流施設「MID LOGI鳥栖」を着工。福岡市東区アイランドシティでの物流施設開発も予定している。
■施設概要
名称:熊本戸島ロジスティクスセンター
所在地:熊本市東区戸島町1130番他
開発区域面積:3万2941m2
延床面積:7万4479m2
構造・規模:鉄骨造・地上4階建
着工:2026年1月
竣工:2027年7月(予定)
仕様:常温仕様、1、2階高床式(1.0m)、床荷重1.5t/m2、有効高さ5.5m(1階一部除く)、柱スパン10.5m×10.2m(一部除く)
東急不動産/埼玉県の物流施設2物件で10月30・31日内覧会

