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川崎汽船/BtoBの広告コンテストで金賞を受賞

2023年06月12日/SCM・経営

川崎汽船が6月12日、同社の環境シリーズ広告4点「低炭素、脱炭素へ、全力前進」が、このほど日本BtoB広告協会が主催する第44回「2023日本BtoB広告賞」の雑誌広告の部において金賞を受賞したと発表した。

<金賞の表彰盾>
20230612kawasaki3 - 川崎汽船/BtoBの広告コンテストで金賞を受賞

日本BtoB広告賞は、日本BtoB広告協会が1980年から開催している日本で唯一のBtoB広告作品の総合コンテスト。製品カタログの部、ポスターの部、新聞広告の部など全15部門のさまざまなカテゴリに分かれ、日本国内でビジネス向け広告のクリエイティブな成果を称え、広告制作やマーケティングの専門家が審査を行い、優れたBtoB広告に対して認知と評価を与えることを目的としている。同社としては初めての受賞となった。

<受賞作品左から「LNG燃料自動車専用船」「洋上風力支援船>
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<左から、「SEAWING」「アンモニア燃料自動車専用船」>
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同社は、環境に関わる長期指針「“K”LINE 環境ビジョン 2050」を掲げ、2030年までに2008年比でCO2排出効率50%の改善、2050年目標としてGHG(温室効果ガス)排出ネットゼロに挑戦することを定めており、2022年5月に公表した中期経営計画においては、自社・社会のスムーズなエネルギー転換にコミットし、低炭素・脱炭素社会の実現に向けた活動を推進する長期経営ビジョンを掲げた。

同社の環境広告「低炭素、脱炭素へ、全力前進。」は、同社の具体的な取り組みをテーマに制作したもので、四つの広告はそれぞれ、2030年までの主要なGHG削減対策であるLNG燃料自動車専用船、風力を活用し20%以上のCO2を削減する自動カイトシステムSEAWING、また、2050年のネットゼロの達成に向けては、ゼロエミッション燃料であるアンモニア燃料自動車専用船、今後、普及が見込まれる洋上風力発電を支援する船をモデルにしている。

今後拡大が予想される環境対応を含めた顧客ニーズに柔軟かつ積極的に対応するとともに、「“K”LINE 環境ビジョン 2050」に基づき、事業活動を通じて環境保全を図りつつ、経済・社会の持続的な発展に貢献し、企業価値の向上に努めていくとしている。

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