SBSゼンツウは6月15日、国土交通省が創設した、自動車運送事業者の運転者不足に対応するための取組み「働きやすい職場認証制度」において、同月1日に「二つ星」を取得したと発表した。
<働きやすい職場認証制度マーク>
「働きやすい職場認証制度」は、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)の運転者不足に対応するための取組みの一環として、国土交通省により創設された取組み。
職場環境改善に向けた取組みを「見える化」することで、求職者のイメージ刷新を図り、運転者への就職促進が期待できる。
同社は、2021年4月から、同制度の「一つ星」事業者として認証を取得していたが、より安定的な人材確保が必要となる2024年問題への対応に向けて、乗務員の職場環境の整備をアピールするべく、今回、新たに導入された「二つ星」への申請を決定した。
審査の結果、法制の順守、労働時間・休日の確保など6分野において基準を満たし、同社およびトラック事業を行う全89事業所において「二つ星」の認証事業者となった。
同社は今後も、職場環境の改善を強化し「見える化」することで、就職活動促進に繋げるとともに、「働きやすい職場認証制度」の取組みを積極的に推進し、今年度に導入される予定の「三つ星」取得を目指すとしている。