フェデックス エクスプレスは6月19日、高校生向けビジネスアイデアコンテスト 「2023年フェデックス エクスプレス／ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ（FedEx／JA ITC）」の日本大会を開催し、上位3チーム（6名）の入賞者を決定したと発表した。
＜FedEx／JA ITC優勝チーム＞
FedEx／JA ITCは、チームでの実習と座学を通してビジネスの知識を養うプログラム。今年の日本大会は「南アフリカ向けの使い捨て製品に代わる持続可能な製品の提案」がテーマで、エントリーした計8チームの中から、優勝チームの国際基督教大学高等学校（服部恵大さん、杉田優樹さん）、準優勝の広尾学園高等学校（武久裕哉さん、瀨戸ゆず果さん）、三位の三田国際学園高等学校（荒木碧泉さん、孫逸歓さん）が入賞者に選ばれた。
優勝の2名が提案した製品は、南アフリカの食文化を調査して開発した、現地のスーパーマーケットや食品店に向けた、海苔を原料にして食べることができるソーセージ向けのパッケージ。同パッケージには調味料が含まれており、溶けることでソーセージの味付けに使用でき、捨てられても数日で生分解される。
6名は、8月に行われる国際大会に日本代表として参加する予定。国際大会では、アジア太平洋、中東、アフリカ（AMEA）地域（香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム）から参加する他の学生と新しいペアを組むことで、協調性のある思考力を育み、文化的背景の違いを含む多様な考え方を体験しながら、グローバルな視点から共通の目標達成に向けたアイディアを出し合って提案を行う。
