フェデラル エクスプレス コーポレーション(フェデックス)は7月7日、首都圏の児童養護施設で暮らす子どもたちを対象に、自然とふれあいながら創造力を育むプログラムを支援した。
特定非営利活動法人みらいの森により東京都西部の御岳山周辺で開催された Back to Nature プログラムで、フェデックスのボランティアは自然をテーマにしたクラフト活動を通じて子どもたちと交流し、貴重な時間を共有した。
1日をかけて行われるこのプログラムで、子どもたちは多摩川沿いで素材を集め、個性豊かなネイチャーアートを作るためのアイデアを出し合った。フェデックスのボランティアは、子どもたちが自由に創造力を発揮して作品を創作できるよう、また環境保護の大切さについて学ぶことができるようにサポートした。
現在、日本では約2万3000人の子どもたちが児童養護施設で生活している。1Back to Nature プログラムは、ハイキング、林業体験、ラフティングといった野外活動を通じて、こうした子どもたちに成功体験と学習の機会を提供することを目的としている。これらの活動を通じて、特に養護施設を退所後、自立した生活を送るのに必要な自信と困難を乗り越える力を子どもたちに身につけさせることを目指している。この支援活動は、フェデックスの世界的な社会貢献活動 FedEx Cares(フェデックス・ケアズ)の一環として実施されたもの。
日本でのフェデックス エクスプレスの代表者の久保田 圭マネージング ディレクターは、「フェデックスは、地域社会の健全な発展と環境の向上に向けて継続的に取り組んでいる。自然とふれ合う体験は、創造性やチームワークを育むだけでなく、子どもたちに環境意識を根づかせるきっかけにもなる。我々は、こうした価値観が子どもたちの人生を通じて力となり、思いやりと主体性を持って社会と関わることができると考えている」と述べている。
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