環境省は6月29日、東京港大井ふ頭でヒアリの働きアリ約300匹を確認したと発表した。国内でのヒアリの確認は、2023年度に入って今回が6事例目。
＜確認されたヒアリ＞
＜発見場所＞
ヒアリは、環境省が実施する全国港湾調査で6月28日に発見された。大井ふ頭では、同13日と14日にもヒアリが確認されている（2023年度1・2事例目）が、今回発見されたヒアリはこれとは別の地点にあるコンテナヤード上で、舗装の継ぎ目から出入りしているのを調査事業者が発見。その後、周辺に殺虫餌（ベイト剤）を設置した。
環境省では、引き続き、発見場所で目視やトラップによる調査と防除を、東京都等と協力して実施し、定着防止の取組を進めるとしている。
2017年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は2023年6月29日現在で、今回事例を含め18都道府県、計98事例。
